札幌芸術・文化フォーラム

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ACFアートサロン

MUM&GYPSY 藤田貴大スペシャルトーク 「演劇そして表現へ、想うこと」

日時 2016年6月10日(金)
18:30 START
会場 わくわくホリデーホール (札幌市民ホール)  2F第1会議室

札幌市中央区北1条西1丁目

料金

一般1,500円  学生・ACF会員・V-net会員 1,000円

気鋭の劇作家で演出家の藤田貴大さんが札幌で、演劇そして表現についての想いを語ります。
藤田さんは高校時代までを北海道伊達市ですごし東京の桜美林大学を卒業後、2007年に演劇団体「マームとジプシー」を旗揚げ、2011年6月から8月にかけて発表した三連作「かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。」で第56回岸田國士戯曲賞を26歳で受賞。近年は様々な分野の作家とのコラボレーションも積極的におこなうなど、現代演劇の担い手の中で今最も注目を集めている劇作家です。
演劇ジャーナリストとして現代演劇の最前線を見てきた徳永京子さんを聞き手に、藤田さんによるこれまでの演劇シーンにはなかった表現手法の魅力や、地域を含む社会における演劇の役割の変貌について聞き出します。

藤田貴大

1985年生まれ北海道伊達市出身。桜美林大学文学部総合文化学科にて演劇を専攻。2007年マームとジプシーを旗揚げ。以降全作品の作・演出を担当し、演劇作品を発表。2012年からは約2ヶ月に1本の驚異的なスピードで作品を発表し続けている。象徴するシーンのリフレインを別の角度から見せる映画的手法が特徴。2011年以降、様々な分野の作家との共作を積極的に行ない、自身の活動へ還元させている。2011年に発表した三連作「かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。」で第56回岸田國士戯曲賞を26歳で受賞。2013年には初の海外公演を成功させる。14年2月横浜市文化・芸術奨励賞を受賞。2015年12月寺山修司作の「書を捨てよ町へ出よう」を発表。また、演劇以外の活動としては、今日マチ子(漫画家)との共作漫画「mina-mo-no-gram」(秋田書店)や13年8月に発表した「cocoon」のメモリアル本である「cocoon on stage」(青土社)などを出版。また、初の短編小説である「N団地、落下。のち、リフレクション。」(新潮社)の発表など、活動は多岐にわたる。(撮影:篠山紀信)

徳永京子

演劇ジャーナリスト。1962年、東京生まれ。日本の現代演劇を中心に年間280本前後の舞台を観劇し、雑誌、web媒体、公演パンフレットなどに、劇作家、演出家、俳優のインタビューや寄稿文、作品解説などを執筆。2009年よりほぼ毎月、朝日新聞に劇評を掲載。2015年にオープンした、ローソンチケットが運営する演劇専門サイト『演劇最強論-ing』(http://www.engekisaikyoron.net)では企画立案、監修、各コーナーを執筆。演劇専門誌「シアターガイド」(モーニングデスク)では『1テーマ2ジェネレーション』を3年以上連載。企画選考委員および運営委員を務める東京芸術劇場では、主に若手劇団を軸にする企画を担当、「芸劇eyes」「芸劇eyes番外編」「eyes plus」などで気鋭の劇団をコーディネートして、多くの観客への橋渡しとしている。著書に、蜷川幸雄が率いる高齢者演劇集団さいたまゴールド・シアターのインタビュー集『我らに光を』(河出書房新社)、日本の最新形の演劇を多角度から考察した『演劇最強論』(飛鳥新社。藤原ちから氏と共著)。

タイトル 札幌みらい塾 2016 ACFアートサロン in わくわくホリデーホール
MUM&GYPSY 藤田貴大 スペシャルトーク「演劇そして表現へ、想うこと」
日時 2016年6月10日(金) 18:30 START
会場 わくわくホリデーホール(札幌市民ホール) 2F第1会議室(札幌市中央区北1条西1丁目)
料金 一般: 1,500円/学生・ACF会員・Vーnet会員: 1,000円
主催 ACF札幌芸術・文化フォーラム / 大和リース(株)
協力 (公財)北海道文化財団/(公財)北海道演劇財団/さっぽろアートボランティア・ネットワーク(V-net)